空をみて

用あって外に出るといつもより陽の明りが丸く暖かかった。そういえば、と店に行くのに少し遠回りして椿園に寄ってみると、少し分厚い葉の中に灯るように沢山のピンク色の椿が開いていた。既に落ちて先日の雨と砂に粉づいているのもありそれも又落ち着いた感じがして綺麗だった。樹によって花弁の色は違ってまた時の経過でその端の色も変化し、周りの葉の間に沢山の固い蕾が待機していた。ひとつの花がもうすぐ春よね、と言っていた。気がついたら同じようにその樹あの樹に携帯で写真を撮っている人がいた。うすい桃色した花びらが少しだけ透けて美しかった。

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