How long will I pretend no to notice(know)? This is all the law of mirrors.If I turn it aroud, it will become an arrow of light and my regrets will shoot bright shadows.I am see myself in the glitter Ican see.
「落ち葉を撮ってらっしゃるんですか?綺麗ですね。」少し長めのレンズをつけたその女性はナンキンハゼを撮りに来たと言っていた。今年の暑さで期待した色づきでなかったそうだ。人通りの少ない柔らかな日差しのなか穏かな会話が心地良かった昭和記念公園のある道中。
「撮っていただけませんか?」「はい、これを背景に撮りますか?」と不慣れなまま4枚ほど。いつも「如何ですか?」と確認してもらって要望があれば又撮る。その日お一人が70才前後のご婦人5名を連れて来られたように見受けられた。その一人ベレー帽の彼女は少しはにかみながら樹に隠れて出て来られるように伝えたらメンバーが笑顔になり和やかな雰囲気になった。どうだろうか…確認後に一人一人がとても丁寧に「ありがとうございました。」とお辞儀されて行かれた姿に「どうぞ楽しんで下さい。」と返し同時に母のゆっくりお辞儀をする姿が重なった新宿御苑のもみじ前。
「すみません、撮ってもらえませんか?」一人の外国人男性。背景に紅葉がなかったがそこで良いようだ。少し話しをしながら歩きつつあまりにも出てこない英語に現実をみ、紅葉があるのでここで撮りましょうかと聞いてみたが必要がなく話しをすることが目的のようにみえた。
ネパールから来ましたというカップル。黄色に輝いたもみじの下でモデルさんのようなポージング。綺麗でいておしゃれなひと、彼はおとなし目なひと。確認してもらったら「わぁきれい。」と体ごと表現してくれた。安堵して「どうぞ楽しんで下さい。」と別れたが暫くしてあなた可愛いから彼が撮るから一緒に写ってくださいと言われた。苦手だけれどせっかくだから彼女と並んび無言の彼のレンズを見てみた。撮られた写真を見せてもらうと棒立ちの大きな女と肩に手を置いて横向き片足少し上げのやはりきめの姿があったのが少しおかしかった。
「紅」「いろは」「黄」… 紅葉…. 今も染まっている。