空をみて

仕事の帰り道「あれは大根のスライスを失敗したやつみたいだね」と水色の空に飛んで行った大根でなく月を見上げたのはいつだったか、今日の夜の月は四方に明光を放っていた。明日が満月らしい。時期によって名前がついているらしいので帰って検索してみるとウルフムーンとあった。なるほど・・夕方からの散歩は寒いのが分かっているが歩き回って何やら見ているうちに寒さは遠のいている、今日は輝いた月を見てからほぼ感じなくなっていた。自転車の人も他のランナーや仕事帰りの人、散歩の方から時折「わぁ今日の月きれいだね」「すごく輝いてるね」という声、又携帯で撮っている人も見かけた。近くの電灯より遠くの月は暗い空に確かにくっきりと輝いていた。

と、知らなかったのだがある回転ずしの「がり」が大根がりになっていた。生姜好きからするとえ、なんで?と思ったが食すると美味しいのだ。厚すぎず薄すぎない丁度いいぶ厚さでカリカリ良い食感、お味の方も丁度いい甘酸っぱさ、なるほど生姜特有の辛さ?を回避して子ども~ご老人まで誰でも食べる事ができるもの更に身近なものになったなと思えた。噛みながらあぁあの京都の千枚漬けにちょっと近いなとも・・

流れてくるお皿を見ながら・・ シャリの上にはお肉だったり勿論寿司だから魚だったり。ちょっとこれらのネタからネタ?ははずれるが、最近知ったことにミズアブの幼虫の排泄物が食物廃棄物の悪臭を緩和させるというのが分かり近未来に生かされていきそうな明るい話がある。又この幼虫を材料(タンパク質摂取)にして家畜のエサにもなるそうだ。ほか昆虫のタンパク質を摂取できる食べものができている。そういえばアボリジニはイモムシを食べるんだったなとやはり内心少しぎょっとしつつ思ったりするが日本だってタコやらほかにも他者からはきっと少しはぎょっとするであろうものを食べているのだろう。

しゃりの上にあるものを見ながらもしかしたら将来まだ見ぬ知らない味の食べものが乗っているかもしれないなぁ。あの豚さんや牛さん鶏さんを食べられるくらいなら形を変えて美味しいと栄養があるものだと感じられるのになっているのならそのうち慣れて馴染みある食べものになっていくのかもしれないなぁ、と大根がりを噛み噛み思った。

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