空をみて

いつだったか石神井公園へ向かう人通りの少ない商店街を歩いていた時、数年ぶりに聴くピアノ曲が流れていた。西村由紀江の”やさしさ”という曲。3拍子で爽やかに軽く長調で明るい響き題どおり温かな空気に包まれていた。

そういえば..と譜面を出して音符を追ってみる。やはり3拍子は侮れないなと自分自身が柔らかになっていくような幸福感、そして更にやさしさを求めて次なる楽譜をめくっていた。この曲に出合った当時はほかにも中村由利子の世界もふれていたな。多くの楽譜を処分したことに後悔がよぎるが、音楽はちゃんと背景ごと自分の中に残っているので思い出せたことを嬉しく思う。

こうやって題になっていることも、色んな曲の中にdolce=やさしくという指示が出てくることもある。知らなければ表現できないかもしれないが、なにかしら優しさに触れたこと感じたことがあるからそっと奏でようとする。例えばだけど対象をひとに限らず花弁の薄さ雲のふわふわに葉に..外で深呼吸している時にやさしい風を感じ時には雨かもしれない。

優しさを感じるこころを持っていたいし(意識するわけではないけれど)、又しぜんと与えられるひとになっていられたらと思いながらこの”やさしさ”という曲を繰り返していた昼下がりだった。

(ここに一体何回やさしさと書いただろう…)

+して..   ユーミンの「やさしさに包まれたなら」はやはりいい曲だな♪

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