空をみて

ここ最近めっきり気温が下がり通勤する人の姿も手袋や上着のボタンをしっかり締めて身を固めた姿を多く見るようになった。自身も暑さより寒さが苦手なので早々から防寒はしていた。これは意識した行動だがもう一つは気がつけば取ってしまっている行動がある。食べる事である。秋に入れば巷でも食欲や文化の・・と言われる中、その季節辺りから両者譲ることなく自身に着々と蓄積され着ぶくれも足されて、寒い中ねこが体の毛を立てていつもより丸くなっているような様子になっている。

そういえば哺乳類の一部クマ/シマリス、クマやコウモリ、ハムスターは冬眠するとある。彼らは体温を保つ(恒温動物)のにエネルギーを消耗するのでこの気温が下がる冬前に、食物を体に蓄えるか巣に貯めておくことをしてほぼ動かない状態になる、というのと重なって思えてくる。もしかしたら細胞のどこかに冬眠の記憶があるのかもしれない、だから自然と食物に手が伸びるのか・・。もしかしたら人も冬眠していたのかと思い検索してみるがそういう事はなく、もしそれが実現したらSFに出てくるように老化を遅らせることができるのでは・・と書かれていた。只現実にやはり寒い国で、食事を減らし火の傍で消耗しないようじっとしていたという事はあったようで自然な事に思える。

もう一度我に返る。いつもより蓄えてはいるがじっとはしていないのでそれとは違うということが分かる。一瞬の理由付けははかなく消え只の暴食(まではいかなくとも)という結論に納得し胃腸薬を手にするのであった。(お腹だけでなく頭にも蓄えを)

今はお茶だけなので良しかな。

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