天気が良かったので今日は明るい時間に公園にでてみた。陽射しがあると厚着することなしでも温かさを感じることができて動くことをやめなければ丁度いい具合だった。毎回撮るのに止まってしまうのでとにかく1周目は歩くことに集中しようと歩き出した。
が、早くも脱線。芽が少し膨らんだとかあっちとこっちの空の違い、新しい凧がひっかかってる、あの犬脚をケガしてるのかななど見ているうちに何か聞きなれない鳥の声がするとついに足を止めてしまった。
高木にはいつものヒヨドリ、その先にカラスが飛んでいてそれぞれに声をあげている。でもやはりそれらの声でない声が聞こえるので更に見てみると黄緑色のきれいな鳥が数羽とまっていた。あの鳥か・・と暫くみては羽を広げた姿がきれいで枝にとまっては次に飛び立つ瞬間を待ったりした。
と、そこにおばさんが通りかかって少し話しをした。鳥の話しにもなってその方曰く「そうなのよ、先日もベンチに止まっててその辺の人達が写真撮ってたから私も撮ったの。でもね最近東京で野生のインコの被害が出てるって問題になってるらしいの。だからだめなやつなんだって・・」と言いながら写メを見せて下さった。
何となく複雑な気持ちになったのはこの方もその場で写真を撮っていた人達、そしてこの話を聞いた私もだろう。後で検索してみると確かに昨今、飼われていたインコが野生化して人や在来種に影響を出しているようなのだ。インコにしてみれば生きるのに住処や食べものを求めて移動しているにすぎないが、その周りの一部は害を受けていると・・
カラスのことが頭をかすめる。カラスは飼われていたわけではないが、結局生態系が変化してバランスが崩れているということになる。人も含めて生きる為に懸命なのは一緒である「いきもの」。害が未然になるだけ出ないように考えられるのは人かな、と思う。
他の話しもして見上げた時には姿はなかったが、インコも含めていろんな鳥たちが鳴いていたのは何て言っていたのだろう・・
今日も足が止まった。