空をみて

先日、442年ぶりの皆既月食を寒い公園の中、あれよあれよと月が欠けていく様と、はるか遠い所できらきらに輝いていた月が赤銅色に変化していった光景を見たのは記憶に新しい。また最近ではきれいなオリオン座も気になって、あ 今はここまで動いたんだと見上げたりする。こどもの頃は夏だったか家(一応街中だった)から流れ星も見えて願いごとをしたりしたが、大人になってから環境が変わったこともあって全く見ることがなくなった。

まだ字が書けない幼いころ落書きで丸いもの、円を書いていたという話しを聞いていた。実際残っていたから自覚もあるし、何となく文字を書きたかったんじゃないかという気がしている。ただ現在でも丸いものに惹かれて丸い石を見つけて嬉しくなったり、丸い雫、変容する丸い猫の目・・なんか見入ってしまう。自分にとって安心する形である。

天体ってなぜ丸いんだろう。もともと宇宙空間はチリやガスなどの物質があってそれが寄り集まってそこで「重力」が発生し・・・その中心に引っ張る力、天体の中心から等しい距離にある形が「丸い」「球」(完全な球でないらしい)という自然な形となるようなのだ。ふーん

人の場合、川の石みたいに経験を経て丸くなっていくひともいれば、いつまでも尖った感じのひともいる。これが人間のおもしろさなんだろう。自分の場合は心も体も少し丸くなった気がしているし、丸いのに惹かれるのだからきっと「丸い」という引力に吸い寄せられていくのだろう、と思う。

↑こちらは太陽

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


{title}New