空をみて

動物園にいたリクガメのはなし。種類はケズメリクガメ、名前はかめ吉くん、約25年生きている。餌で売られているレタスは途中から食べてくれず、飼育員のお姉さんが桑の葉が好きなんですよと替えてくれた。いっぺんに食いついてきた。ほんと好みがあるのね。匂いをかぎ分けているか、食べた感触なのかよくわからないが、亀も五感が発達しているんだと再認識する。生きていくのに必要な感覚だと思える。このこは飼育されているが自然界にいたとしたらもっと敏感なのかもしれない。口の中は歯はなく舌があって、のみ込むのに必要な作用になっているのかな・・

甲羅はすごい厚みと少し突起になって見事でふしぎな形、脚もぼこぼこで何だか怪獣のかわいい盤みたい。爪は五本でリクガメ自体の寿命は長いと100年近く生きるらしい。亀の種類によってや飼育などで寿命は違うとあるが、にしても亀は万年といわれるようにやはり長生きなようだ。と、この甲羅、お姉さんの話しによると肋骨が進化してこんな立派なものになったということだった。肋骨が・・ 身を守るため、見た目からして分かりやすい進化である、だとしたら元々はどんな形態だったか、どれくらいかけてどんな風に、亀の種類は、視力は・・次からつぎへとギモンがわいてくる。寿命が長い理由を検索してみた。大まかにいうと心拍数が少なくなることで体内の活性酸素(酸化ストレス)を減らし、負担を減らしていることで長生きができているらしい。動きがゆっくりなのもそれにつながっていると思える。心拍数とは一定時間にに拍動する心臓の回数で亀は平均25回~30回、1分間の呼吸数10回程度とあった。亀のからだ(細胞)が心拍を少なくすることで負担が減るということが分かる、ということもふしぎだ。あ、自分もゆっくりの呼吸にしてみようかな・・?人も緊張やストレスで負担がかかると呼吸が乱れると心臓に負担が、とまじめに思ったりしてみた。どうなんだろうか。

かめ吉くんを通して、生きものの進化っておもしろいと思えた時間だった。

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