空をみて

心身リラックスできることもあって公園内を放浪するのがすっかり習慣となった。週末が中心だが、最近では雨が降らなかった夜にかけて涼しいのを理由にちょっとだけ行って来ようと日中の疲れを外に放出させる。

たくさんの樹の中で幹の数と同じように、ここから養分をとりますとばかりに力強く根が地中に潜り込んでいるものがある。よく樹々が水面に鏡として映り込んでいる絵や写真を目にするが、それの土版のような感じ。写真が読みこめなくて載せられないが幹のような根なのである。大木であればその地中はとてつもなく根が広がっていることが安易に想像できるし、細長い樹だって草花だって支え立つために細長く広がっているだろう。

人もそうだろうと思う。このひとは他者に見えない経験(過去~現在)いまをどのように吸いとってきているのかを、人となり行動を見てときに思考回路まで感じることができるように思う。と、えらそうなことを言えたものではないが、前にショックな経験をしたので人に対して何というかうまく表現できない。只、いつも樹を見て人との重なりを感じずにはいられない。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


{title}New