空をみて

梅雨入りとなった今日、午後は雨となった。洗濯が乾かなくて億劫になるけれど、静かな雨の音はこころを潤してくれるようでほっとする。でも続くとやはりお日様を見たくなる。植物とおなじだなと思う。

よく散歩する道に落としもの、時間が経って色が変わったかもしれないベージュの幼児のくつが樹の幹のひもにずっと吊るされている。そこを通るたびにこの公園にあまり来ないたまたまこの道を通ったであろう人の物だったのかなと思ったりする。にしても茶色の幹とこの可愛らしいくつがとても合っていて、しぜんとオブジェとなっているなと感じる。

気づかない落としもの、わたしは物ではないけれどどれだけ落としてきただろう。周りを見すぎて気づかないで通りすぎたりつまづいてみたり、はたまた気づきすぎてどうしたらいいのか分からなかったりもした。でもやはり長いこと見失っていた気がする。自分のかけら。そうしないと進んでこれなかったこともあるだろう。と、これは言いわけになるのかな。

ここにきてやっと回収するというか我に返るというか自身を解放しようと思えるようになった。縛りあるくくりでなくて少しだけ?責任をもって自由にいこうと思う。今日もたくさん教えていただき充実して楽しかった。感謝。

 

*この靴今はないです。

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