この一年ほど週末に公園をひたすら歩いている。お気に入りの音楽を聴きながらなるべくなにも考えないように樹々のなか、土の上を歩く。土といってもたくさんの茶色い落ち葉の上だったり、たくさんのどんぐりの上、脈々とした木の根の上を踏んだりこえたりして進んでいく。足に丁度いいクッションになってくれるので心地いい。
見上げると、樹のかなり上の方でヒヨドリが仲間たちと何やら忙しそうに会話しながらとんでいる。つい最近ではカワセミが水浴びをしていたり、セキレイ？が地をえらい速く歩くということに気がついたりする。またこの季節ヒキガエルが水辺に戻ろうとゆっくり歩いているところに遭遇したりして、踏まれてしまわないかひやひやしながらしばらく見たりした。（後にコーンにはり紙が出ていた。でもそれがないところでも横断すがたに遭遇する）
紅白の梅も日に日に咲きほこって、こちらにどうぞと香りで導いてくれる。そして木々の芽もふくらみ出す。暖かな春にむけて生きものたちが動きだしていた。