真知子が彼に偶然会ったのは3回目。丸の内線は新宿駅に停車し扉が開くと2秒ほどして彼は背中を少し丸め2回頷くと乗り込む人々の中に消えて行った。 2度目に再開した彼は頭を剃り大きく高い鼻筋が蒼白い小さな顔に通り、彼の意思の強 […]
そこには誰もいなかった ことばも涙も これもいずれは消えるけれど ひとりで逝った ここに「生」の証 ありがとう 合掌
イルミネーションやスーパーではしめ縄、花屋さんではポンセチア…年末と年始がもうそこまで来ているのを感じる12月中旬。9月以降は自身にとって急ブレーキ。感じてきたことが良くも悪くも細い氷柱が直角に刺さったような […]
朝夕の肌寒さから人の装いは長袖に変わりつつ、公園の葉も色付き始めた樹がある。スーパーではようやくお米が戻りつつあるのかと、サツマイモやかぼちゃのパッケージに目が行き秋を感じる昨今。 8月から高校を見る機会がある。9月に入 […]
8月11日に鳥羽の海でシュノーケルを体験した。海に入るのは記憶にないくらい久しぶりのこと地震の影響があってキャンセルも出ているとの事だった。この時期の透明度は1m位、生きものに会えるのだろうかと泳ぎ始めると早速肩にミズク […]
後悔なんて一切これっぽっち無い、と聞いた。私は色々あったけど今は本当に幸せ、と聞いた。もう**が逝ってしまったら私は生きていても終わったようなもの、と聞いた。口角を上げて表情筋をあげること楽しむことで幸せは引き寄せられる […]
風が菖蒲の葉を揺らし吹き始めるのに合わせて蛙たちが次々に鳴き始め、時折強風になり又収まり声も収まり、それがずっと繰り返されていて。あまりにも沢山の声が聞こえてくるので姿を探しつつも一向に蛙の姿は見当たらなく、暫くギロギロ […]
「この色はあなたの好みの彩でないかもしれませんが・・」とあるときある人から言われた。何気に言われたことなのだが自分にははっとすることだった。私に好みがあったんだとそういえばあったな・・という具合我に返った感じがした。ちょ […]
椿がきれいだな桜が..と思って花をよく見ようとする目の前にはアブが空中で止まるように飛んでいる、歩いている時もちょっと先の視線少し下辺りによく見ると羽を細かく動かしているのが分かる。小さな虫なのにすごい運動量エネルギーが […]
わたしのhome 歩いた先の公園 落ちつく音楽 何とか指を動かして響きになったピアノ 興味ある本の中 そして自身をこぼしたブログ ある日 橋を歩いている時 背後から風にのってシャボン玉が流れていった もし ある日 突然シ […]
ここ最近睡眠中みることがなかったが久しぶりに夢を見た。どこかの家に寄らないといけないのだが分からず、バスを降りた所でたまたまお邪魔した先はピアノが置いてあった。そこは個人宅のピアノ教室 先生は声楽専門だったのでこんだ曲は […]
帰りの八百屋さんでいい大根があるかと探しつつ、照らされて更に赤く美味しそうなイチゴやりんご、エクアドル産バナナにそして袋詰めにされた鮮やかなオレンジ色したみかんに目がいった。柑橘類を食べたかったので最終的にあまりはずれた […]
電球色オレンジの電灯が 頭上 はっきりとある 揺れる歪んだ電灯が 湯舟にある どちらがほんとうの電灯なのか どちらがリアルなのか 真実なのか 心だけが知っている
通知